桐谷さんみたいな生活①

桐谷さんといえば自転車。自転車モビは何個かあるけど、3716は可愛いくてかなりお気に入り。自転車モビすごくて、ちゃんとペダルもタイヤも回る。えらい。

私くらいの大したことない個人投資家でも株主優待の期限に追われるので、億単位でお持ちの桐谷さんはさぞ使い切るのが・・・。桐谷さんヴィレバンの株主優待で本とお菓子を買っていて、「この本を本当に私が読むか、このお菓子を本当に食べるかわからないんですが、とりあえず買いました」と言っていて笑った。ヴィレバンってそうなるよねー。

私は東京テアトルって会社の株主なので半年で8本くらいは必ず優待で映画を観てますが・・・テアトルは、マニアックな映画が多くて。つーかフランス映画！なぜその終わり方なのだ？夜の森に突然鹿が現れて終わったりとか。なんかの暗喩なんだろうが、東洋の黄色いサルにはわかんないわ！

4/30に期限切れの映画の優待があり、週末にみてきた。ワンモアライフって映画。交通事故にあった主人公が、天国の入り口で猛抗議、猛抗議のかいあって、天国側の手違いが発覚し、92分だけこの世に戻れるというイタリア映画だった。人生のロスタイムを手にいれたおっさんの話です。

映画自体は、そこまで傑作でもなく。なにより、イタリア人なのにおしゃれに無頓着という主人公なので、人生の回想か、92分だけ戻っているときなのか、服が同じでわかりづらい。救いは、イタリアの街並みがおしゃれなことと、主人公のダメっぷりが可愛いいことです。死ぬときの走馬灯のような回想が、タクシー待ちの列の謎のこととか、取るに足らないようなことばっかりでそれは笑った。

せっかくの92分も大したこともしないで、ダメダメな感じで笑えたんだけど、92分じゃ短い！せめて3か月っていってたのはわかるような・・・92分だったら私だったらどうする？え？クスリやっちゃうかも、92分で手にはいるの？フグ食べるか？まずかったら死んでも死にきれない、ペヤングの超Biｇ食べるかも・・・とか。ろくなことが思いつかなかった。

5月末に期限切れの優待券が多くて使い切らないと！

でもでも優待って、優待株がすごーーーーーーーーく下がってたとしても、普段は本当にバカで親不孝な息子なんだけど、母の日と誕生日にはちゃんとプレゼントをくれる息子をもったような母親気分が味わえます。東京テアトルは、バカ息子に成り下がってますが（買ってから１回も+になったことなし！）お祝いをちゃんとしてくれるいい子です。